歳時記 十二月

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十二月 師走[しわす] [ろうげつ] 忙月[ぼうげつ] 極月[ごくげつ] 春待月 暮歳[ぼさい]

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・催事、行事
 5日 奥能登 あえのこと ・・・田の神の祭り。田の神を座敷に迎え、ご馳走の膳を勧め、下げた膳で家族がお下がりをいただく。
13日事始め(松迎え) ・・・お正月の準備を始める日。
22日冬至 ・・・冬至には『 ん 』のつくものを食べて健康をいのります。言葉遊び。
→なんきん(=かぼちゃ)・にんじん・きんかん・ぎんなん・れんこん・かんてん・・・
多くは南瓜を食します。
日本で初めての南瓜は、家康へ献上されたのが初物と言われ、おいしくて栄養も豊富な珍しい品(南瓜)を感謝し、神と人が共食して健康を祈った風習の名残だと言われています。
柚湯は風邪除け。皮膚を強くする。
31日年越しそば ・・・金細工の工房の畳の目に入った金を集める時に、そば粉を撒いて畳をたたく。「お金が集まるような来年」を願って、大晦日に食す。

・除夜の鐘
除夜の鐘の百八声・・・百八煩悩
【六根から生じる六境】
1.色境(眼) 2.声(耳) 3.香(鼻) 4.味(舌) 5.触(身) 6.法(意)
【百八煩悩】
六境 × 感情 《 1.好き 2.嫌い 3.無関心 》 = 6×3=18
六境 × 意志 《 1.苦  2.楽  3.捨 》 = 6×3=18
⇒18+18=36。これが三世に渡り、あるものなので
36 × 三世 《 1.過去 2.現在 3.未来 》 = 36×3=108

・季語
玄冬(厳冬) / 風花 / 冬至 / 雪吊り / 細雪[ささめゆき] / 氷柱[つらら] / 寒昴[かんすばる] / ふくら雀 / 冬ざれ / 冬籠[ふゆごもり] / 埋火[うずみび] / 薄氷[うすらい] / 寒灯[かんとう] / 鴛鴦[おしどり] / 霰[あられ] / 霙[みぞれ] / 煤払い[すすはらい] / 初氷 / 枯野

・花
蝋梅[ろうばい] / 水仙 / 柊

・雪の名
雪=六花[りっか]・むつのはな / 細雪[ささめゆき]=細かく降ってくる雪 / 綿雪[わたゆき]=小さなかたまりの雪 / 牡丹雪[ぼたんゆき]=ふんわりとした大きな雪 / 暮雪[ぼせつ]=夕暮れがたの雪 / 淡雪[あわゆき]=暖かくなってから降る消えやすい雪 / 風花[かざばな]=晴れているのに風に乗って降る雪 / 雪時雨[ゆきしぐれ]=雪まじりに降ったりやんだりする雨

・句
駒止めて 袖うちはらう蔭もなし 佐野の渡りの 雪の夕暮れ < 定家 >