歳時記 七月

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七月 文月[ふみつき] 蘭月[らんづき] 涼月[りょうげつ] 初秋[しょしゅう]

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・行事
節句、七夕[たなばた・しちせき]・・・乞功奠[きこうでん]=女性の手技のお裁縫・歌・字などの上達を願う。
牽牛[けんぎゅう]は農事を司る神(・・・彦星・わし座のアルタイル)、織女[しょくじょ]は養蚕[ようさん]、糸や針の仕事を司る神(・・・織姫星・こと座のヴェガ)。
裁縫の上達を願う、字の上達を願う = 梶の葉に願い事を書き、笹に結ぶ。葉書。梶と舟の楫をかけた。
七夕の月⇒太陰暦の七月の月は、半月より少し窪んでいるので舟に見立て、天の川を渡ります。
七夕=星祭り=乞巧奠(巧みを乞う祭り)

祇園祭・・・1日~31日 八坂神社の祭礼。祇園はお釈迦様が住んでいた祇園精舎。鉾粽[ほこちまき]は厄除けで疫病を除く。
祇園はお釈迦様が悟りを開いた寺。そこで祇園の舞子さんの帯をダラリの帯=ダラニの帯(陀羅尼経のよう)と呼ぶ。

・季節の言葉
氷水[ひみず](平安時代に貴族が取り寄せていた) / 土用(土用太郎20日、土用次郎21日) / 涼風 / 青東風[あおごち](夏の土用の頃の、雲一つ無い日の東風) / 凪 / 虹 / 空蝉[うつせみ] / 雲霓[うんげい](故事到来の予感の前に現れる雲と虹)=五雲(5色の雲)=瑞雲 / 雲の海=豊旗雲[とよはたぐも]=絹雲[けんうん] / 雲の峰=入道雲=積乱雲 / 葎[むぐら]

・土用の牛
五行で夏の<赤>と反対に位置する<黒>色の物を食べると魔除けになるという信仰。
例:鰻・鱧・鯉・鮒・鯰・茄子など

・花
梧桐[あおぎり] / 釣り忍[つりしのぶ] / 石竹[せきちく]=唐撫子[からなでしこ] / 夏萩=宮城野萩 / 睡蓮 / 鷺草[さぎそう]

・花の名
朝顔=牽牛花[けんぎゅうか] / ガーベラ=花車・千本槍 / 宮城野萩=夏萩 / 桧扇=からす扇 / リアトリス=姫きりん菊 / グラジオラス=唐菖蒲

・句
夏の夜は まだ宵ながら明けぬるを 雲のいづこに 月やどるらむ  〈 清原 深養父 [きよはらの ふかやぶ]〉

・虫の名
鈴虫=月齢子[げつれいし]