歳時記 四月

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四月 卯月[うづき] 卯の花月 鳥来月[とりくづき] 麦秋[ばくしゅう] 花残月[はなのこしづき]

桜は修験道[しゅげんどう]では第一の霊木とされた。
花や皮に咳を鎮める効果がある。

・行事
花見・・・桜狩り。桜に咳止めの効果があるので、花の下に入る。
  桜人[さくらびと]=花見の人
  花明り=満開で、闇夜でもその辺りが明るく見える。
  花の雲=桜の花が咲き連なるさま。


花祭り(浄土宗)・・・灌仏会[かんぶつえ] / 仏生会[ぶっしょうえ]
 └ 4月8日はお釈迦様(釈迦牟尼[しゃかむに]=喬荅摩悉達多[ごうたま=しったるだ])の誕生日。
   母は摩耶夫人[まやぷにん]。九頭竜[くずりゅう]が天から降り、五色の香水[こうずい]をふり注ぎ、大地からは蓮が咲き出て足を支えた。
   (五色の香水=栴檀[せんだん]・沈香[じんこう]・丁字香[ちょうじこう]・安息香[あんそくこう]・鶏舌香[けいぜつこう])
   奈良時代(推古天皇)606年に飛鳥寺で始まる。
   又、白い象がお釈迦様の経典を運んできたので4月8日には白い象の像を飾る。
   甘茶は1654年、黄檗宗[おうばくしゅう]隠元禅師が伝える。

・花
牡丹=花王[かおう]・深見草[ふかみぐさ]・冨貴草[ふうきぐさ] / 辛夷[こぶし] / 片栗 / 春蘭

・言葉
花曇り / 花冷え / 春雷 / 竹の秋 / 雲雀(告天子)[ひばり] / 燕(玄鳥)[燕] / 百千鳥[ももちどり]

・句
見渡せば 柳桜を こきまぜて    都ぞ春の 錦なりける  《 素性法師[そせいほうし] 》