歳時記 三月

s_3march.jpg

 

三月 弥生 花月[かげつ] 桃月[ももつき] 竹秋[ちくしゅう]

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


・雛祭り
a) 上巳[じょうし]の節句
   三月最初の巳の日の行事。中国から485年に伝わる。
   上巳の祓いと言って、身を洗い浄めて不祥を祓った。
   その後、形代[かたしろ]としての雛人形を川へ流した。
b) 桃の節句
   三千年に一度実がなり、長寿を保つ西王母の伝説。
   中国 崑崙[こんろん]山中に棲[す]む仙女 『西王母』 の誕生日。
   三千年の齢[よわい]を保つ西王母が桃の実を食していた。
  桃の節句 その弐
   古事記のいざなぎの尊が、鬼を退散させる際に使った様々な物の中で、桃だけが鬼に効く力を持っていた。
c) お雛さま 京都御所、紫宸殿[ししんでん・ししいでん]での皇太子の御成婚の様子。繧繝縁[うんげんべり]の敷物の座に居る。

・季節の言葉
百千鳥[ももちどり](春告鳥[はるつげどり]・歌詠鳥[うたよみどり])
春霞 / 星朧[ほしおぼろ] / 朧夜[おぼろよ] / 春暁[しゅんぎょう] / 霞
啓蟄[けいちつ] / 山笑う / 春眠 / 水温む[みずぬるむ]
菜種梅雨[なたねづゆ] / 東風[こち](春風)
陽炎[かげろう]=糸遊[かげろう・いとゆう]
ひこばえ
佐保姫[さおひめ](野山を春色に変える神。佐保とは平城京(奈良)の東(春)の地名) 
長閑[のどか]

蓬=邪気を祓う。増血剤。

・花
菜の花 / 木瓜[ぼけ] / 榛[はしばみ] / 連翹[れんぎょう]

・歌
佐保姫の 筆かとぞみる つくづくし   雪かきわくる 春の景色は
                     < 藤原民部卿[みんぶのきょう] 為家>