歳時記 二月

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二月 如月・衣更着[きさらぎ] 梅見月 雪解月[ゆきげつき]

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催事


・節分 3日・

立春前夜、大晦日の追儺[ついな]式(鬼やらい・豆まき)

厄を祓って新年を迎える。文武天皇の慶雲3年(706年)に始まる。

大豆は一切の毒を消すもの。豆=魔滅の意。マメ。

 

・初午[はつうま]・

お稲荷さんの祭礼。和銅4年(711年)、初午の日に伏見稲荷の祭神が降臨した。

キツネは御食津神[みけつかみ]のお使い。

 


・梅花祭[ばいかさい]・

延喜3年(903年)2月25日、菅公[かんこう](菅原道真)の忌日[きじつ](亡くなった日)

 


・利休忌・

天正19年(1591年)閏2月28日、利休の忌日。没70歳。

 


・東大寺のお水取り・

魂の再生産と国の安泰を祈る。751年に始まる。

お水取りには糊こぼし(椿)を供える。2008年で、1257回目を迎えます。

 


・修二会[しゅにえ]・

東大寺二月堂でお水取りから始まる。

 


季語


立春 / 東風[こち] / 薄氷[うすらい] / 雪間[ゆきま]

鶯の初音[うぐいすのはつね] / 虎落笛[もがりぶえ](強風の音)

 

美しい言葉
薄氷[うすらい] / 雪解[ゆきげ] / 東風[こち]

 


椿 / 梅(別名:花の兄、此花[このはな]、春告草[はるつげぐさ]、匂草) 

 


花をのみ 待つらん人に山里の 雪間の草の 春を見せばや 〈 藤原 家隆 〉

 

その他
・茶懐石とは、千利休が陰陽五行の哲学を食の場にも取り入れ、日本の文化を形成したもの。
・冬の道具「筒茶碗」=冷めにくい形。
・禅語「善哉[ぜんざい]」=そのとおり