歳時記 一月

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 一月 正月 睦月[むつき] 嘉月[かげつ] 太郎月

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・正月・
日本人の人生観は、正月を期して生命が再生産され、神から新しい命を授かる。


・結び柳・
長~い柳の飾リ方で、途中を丸く円を描くように結んで飾る。
柳(楊)は陽気を招き、強い生命力でめでたい木。

柳は伸びた枝が地に着くとそこから芽吹くことから、永遠を尊び、輪をつくり来年もまた会いましょう、という「来年の再開」を期する。
『 一陽来復 』を表す。一陽来復=冬が過ぎて春が来ること。

辛い事が過ぎ、幸運がひらけ始めること。

・雑煮・
体力増強、内臓保護の栄養食。主食・菜・汁の合わさった料理。

柳箸を用いるのは折れにくいので餅に向くためと、白く清浄を表す。

・大福茶・
村上天皇(62代 926~967年)へ差し上げた事が始め。災いを除き福を招く。
梅干と昆布を入れた茶。

・春の七草・

七種。春の七草を1月7日に粥に入れて食します。
芹[せり]

なずな=ぺんぺん草

おぎょう(ごぎょう)=母子草[ははこぐさ]

はこべら

仏の座=おおばこ

すずな=蕪[かぶ]

すずしろ=大根

・七草粥・
1月7日に柳箸で食す。

柳箸は折れにくい。

・七福神・
夷(蛭子・恵比寿) / 大黒天 / 毘沙門天(多聞天) / 弁財天 / 福禄寿 / 寿老人 / 布袋


・季語・
初春 / 大寒 / 松の内(注連[しめ]のうち)

若水=井華水[せいかすい](福が授かる水。朝4時) / 御降[おさがり](三が日の雨や雪)

 

金烏[きんう](元日に鳴く鴉からす) / 常盤[ときわ](とこいわ=年を経ても変わらぬ岩)

・花・
椿 / 梅 / 寒牡丹 / 万作

・食材の名・
鶯菜=小松菜
祝粉[いわいこ]=胡椒
長老木[ちょろぎ]=草石蚕・丁呂喜⇒注連縄の形